晴れ時々「爆発」コラム(3) 満腔の怒り以て破邪顕正の鉄槌を下す
「自反而縮、雖千萬人、吾往矣」
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18年1月23日
罵詈雑言。
今まさにライブドア騒動のまっただ中、ただただことの推移を見守る以外ない筆者である。今日はまず世の中の大勢に影響ない「しょ〜もない」ことを書く。
ただでさえhopelessなつまらない生活に鬱っぽくなっている今日この頃、朝起きてすぐ掲示板のチェックをすると、罵詈雑言のみの書き込みがあった。愚か者だの、文句ばかり言う負け犬だの、匿名を良いことに無茶をしているだの、だから自分も匿名でバカにしに来てやっただのと口汚いののしりの言葉が書かれていた。アホくさくなり削除してしまったが、そのままにして、バカな投稿記事をしばらく曝しておく方が良かったかも知れない、とちょいと後悔してしまった。
どうも当サイトに対し何か気に入らないことがあるらしいのだが、どこが気に入らないのか、何が不服なのか、筆者の議論のどこが間違っていると思うのか、などという指摘も説明も一切ない。ただただ罵りの言葉を羅列するだけである。そんなに気に入らなければ黙って立ち去ればいいのである。多分、ある種の人格障害者だろうと推測するが、それにしてもヒドイ。
ネットにはこの手の人格異常者が多い気がする、特に有名な悪辣掲示板の住人などのようなマニアックというかオタッキーな連中は、自分の気に入らない、あるいは受け入れたくない論説に対して理屈も何もないヒステリックな攻撃をかけてくる。要するに自分というものがないので、自己の存在確認を他人への攻撃や侮蔑に求めるのであろう。
ホリエモン。
ホリエモンが逮捕された。アホな、特に経済に弱い筆者は、つい最近まであの若者がまさかあれほどヤクザチックな手口の男とは思わなかった。不明を恥じるばかりである。それにしても感動したのは、今回の騒ぎの遙か遙か以前から「ホリエモンの錬金術」を公開情報の分析のみで明らかにしていた方がおられたことであった。その名も「ホリエモンの錬金術」というページである。素人にも分かるようにと噛み砕いて書いておられるらしいのだが、それを読んでもことのあらましをおぼろげに理解するのがやっとだった。それほど経済犯というのは素人には理解しにくいのだが、玄人目には結構「はっきりした」不正だという。だから検察は、相当以前から確証をつかんでいたらしく、ライブドア内部にも捜査協力者が多くいたらしい。「実力主義」で非情に切り捨てられた元社員などからの情報も多かったのではないだろうか。有能な若者達が努力ではなく「安直な詐術」による金儲けをたくらんでいたことにショックを覚えた筆者であった。