第1176回 必ずお救いに

平成27年8月13日〜

蓮如上人御一代記聞書の(204)
こんなところがありました。

 蓮如上人は、 「 信心がたしかに定まったのだから、
弥陀のお救いをすでに得たというのは、現在の
この身でさとりを開いたように聞こえるのでよくない。

弥陀を信じておまかせするとき、お救いくださることは
明らかであるけれども、必ずお救いにあずかるという
のがよいのである 」 と仰せになりました。

また、 「 信心をいただいたとき、往生成仏すべき身となる。
これは必ず成仏するという利益であり、表にはあらわれ

ない利益であって、仏のさとりに至ることに定まった
ということなのである 」 とも仰せになりました。

         


           私も一言(伝言板)