第1167回 トンボは水たまりを池だと思う

 
平成27年 6月11日〜

雨で出来た水たまりに、トンボが必死で卵を産んでいます。
水たまりはすぐ干からびてしまうので、近くの大きな池に行くよう

追い払いました。

 しかしまたすぐ戻ってきて、卵を産み始めます。

トンボは、水たまりが干からびることを知りません。

 私たちもひょっとしたらトンボと同じように、自分の生き方に
気づいていないのかも知れません。


 アミダさまは、みんなが、正しくやさしい心を持てる、
お浄土という世界をご用意してくださいました。

 なぜかというと、アミダさまは、欲張ったり、怒ってばかりいる
私を見て、悲しまれたからです。
このままいったら私たちが悲しみ、苦しむことをご存知なのです。


 私たちは、自分の楽しい事が大好きです。
でもそれが正しいかどうかは、私たちにはわかりません。
アミダさまは、私たちにお浄土をめざして生きることを教えて

くださいます。

                   (たつお いちよう)


     親子で読める「ほとけさまのお話」より第1168回 


         


           私も一言(伝言板)