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遂にこの日が来た。われらが麺族、北九州の重鎮、クモさんが、自分の店を開く日が・・・
期待と不安を胸に、その店「黒門」の暖簾を潜り、一杯のラーメンを注文する。
出てきたラーメンは、手間ヒマをかけた透明感溢れるとんこつスープと、その中に細麺ながらしっかりとした旨味のある麺。モモ肉とバラ肉、二種類の叉焼、抜群に美味いメンマ、もやしのトッピング。
麺のボリュームは、普通の店の1.5倍。大盛りを注文するときは、よほど空腹の時のみだろうと思うほど。
スープは、かなりアッサリ系。だが、その中にしっかりとしたダシが出て、スープだけでも、いつまでも飲んでいたいと思わせる純なもの。こってり系とははっきりと一線を画しており、クモさんが尊敬してやまない名店「黒木」に通じるものがある。この味が今後どのように進化してゆくのか、考えるのは楽しいが、作る主人の苦労は察するに余りある・・・。
これからプロとしてラーメンの道に踏み込んだクモさん、色々大変な事があるとは思うが、一歩一歩、名店の道を目指して欲しい・・・
遠賀郡遠賀町大字別府4451-3 093-293-1314
当分の間休みなし。 午前11時から午後7時くらいまで営業
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